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camera
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作詞 ハツミ |
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曇ったレンズで映し出した 交錯する関係を
夜の地下鉄浮かび上がる そばを行き交う叙情詞
眩ますライトが闇を照らす 果てを知らぬ景色を
長いホームに立ち尽くした 逃したのさ終電を
逆さまディスティニー 夢を放り投げ
現実を強制的に僕の瞳が向けさせた
イカサマディスティニー 酒の匂いが
導いた無表情のフェンスの奥の邪魔な雑草
真夜中が示した星と月と避けられない一枚の写真
シャッターの本当を破り捨ててしまいたかったんだ
嘘以外を殺した金属音と漏れてしまったフロントライト
帰りたいんだ何も知らないもう戻れないあの頃へと
フラッシュで刻んだ物語のはじまりへ
燻らす煙の向こう側は 交錯した人間の
塊でできた高層マンション 窓の灯りは散文的
汽笛が響いた昼とは違い 静かな夜迎えた
長い線路の行き先など 知らないのさいつだって
真夜中が示した星と月と避けられない一枚の写真
シャッターの本当を踏みにじってしまいたかったんだ
夢は何処に?指差す北極星僕の気持ち変わってないかなぁ
帰りたくない誰も居ないもう飽いてきた僕の部屋へは
微動だにしない道路が歪んだその時
永遠のその先が気になってオートフォーカス
写真に残したくなった
真夜中が示した星と月と避けられない一枚の写真
シャッターの本当を破り捨ててしまいたかったんだ
嘘を知ったあの日は金属音と誰かの足音で消された
帰りたいんだ何も知らないもう戻れないあの頃へと
フラッシュで刻んだ物語のはじまりへ
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