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水色のカーテン
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作詞 enough |
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僕はまた路上に足を投げ出す
乾いた午後の風が伸びた髪を巻き上げる
白い花通りを抜けて木漏れ日に目を細めた
君が大嫌いな金木犀の季節だ
見飽きた愛、愛、愛の間で
夕焼けは哀、哀、哀の間を
駆け抜けて駆け抜けて
青さに会おうと探してるんだ
君は未だ机上でペンを走らせる
憂いた夜の空に白いインクを滲ませる
最終電車に揺られてつり革に手を絡めた
君が住む街の薄明かりが見えてきた
乱れた愛、愛、愛のカタチは
夕闇の哀、哀、哀の灯りで
くたびれてくたびれて
蒼さに会おうと探してるんだ
軋むベッドの上にひとひらの花びら
喘ぐ夜の闇に煌きの花束
1億の白い薔薇、1億の黒い百合
汗ばんだシーツの染みに
1粒の紅い真珠
乱れた愛、愛、愛のカタチは
夕闇の哀、哀、哀の灯りで
くたびれてくたびれて
ああ
見飽きた愛、愛、愛の間で
僕たちは哀、哀、哀の間を
駆け抜けて駆け抜けて
青さに会おうと探してるんだ
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