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果実酒
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作詞 杏代 芽涙 |
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白々しい朝 頭痛がする
何か忘れてきた感覚 揺らして
昨日の事など覚えてない
寝ぼけた毎日だ 寝ても覚めても
忌々しい昼 吐き気がする
何か忘れてきた感覚 揺らして
空虚に反響 目眩がする
ざらつく笑い声 骨まで振動
それでも それでも
誰も憎めなくて
黙って飲み込んだ 不快感
何処に忘れたのか解らない
何を忘れたのかも知れない
一日終わる夜 寄り道
何か探すわけでもなく
病みつきの独特の香りを
黙々と飲み込んでも
答えなんて無いのに
気分で選んだ果実の甘さで
離れた気がした
忘れモノが また
心地いいぬくもりの
酔い覚めが辛い
ああ 繰り返す度に
寒さは増すのに
生ぬるい繁華街
今日も紛れ込む
何処に忘れたのか解らない
何を忘れたのかも知れない
頭痛が消える夜 寄り道
性懲りもなく人混みへ
辞めれない癖のある香りに
黙々と呑み込まれても
答えなんて無いのに
自分で選んだ果実の甘さで
増えてく気がした
忘れモノが また
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