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今夜だけ
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作詞 杏代 芽涙 |
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雲に似たお菓子を渡されたボクは
沢山の笑顔の足元をすり抜ける
鳴り響く伝統のリズムに合わせて
誰もが愉快に踊り出し 止まらない
今宵 人が人を捨てて
空に咲く華に夢中だ
渡された雲に似たお菓子は
嬉しかったけど
忘れることを許せるような
御伽にならない
ハメ外す人達が並んだ その中
雲に似たお菓子を渡した その人
やっと見つけ出したけれど
同じ人には見えないんだ
自分を忘れて 夢世界の大きな華が
空を埋め尽くして咲く度に心盗られる
みんなが輪になり 同じリズムに
合わせて はしゃいで 記憶を手放す
ボクは雲に似たお菓子を捨て
涙 浮かべる
甘い味の御伽なんかには
呑まれたくない
誰が最初に言い出したんだ?
今夜だけはいいって
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