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オトギバナシ
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| 作詞 りょん |
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この街に生まれた私
あの町に住んでいる君
交わることのない日々
そんな中の出来事で
この街にあるモノと
あの街にないモノが
全て全て綺麗に揃った
自ら主人公の昔話
ただまた縋った逃げ道塞いだ
特別なんて要らないんで
私に私に平凡をくださいな
失って失って喪いを得たって
得して得して何かを失うんだ
重ねて重ねて経験連ねながら
他人(ヒト)を何ひとつ変わらない
こんなツマラナイ出来事も
私の大切なオトギバナシ
この街に見映る私
その街に越してきた君
交わることのないこと
こんな筈の御話で
この私にあるモノと
あの君にあるモノが
全て全て綺麗に出会った
ふたり主人公の物語
ただまた喋って心紡いだ
才能とかは要らないんで
私に君に幸せをくださいな
始まって始まって未然終わって
終わった御話を繰り返してるんだ
連ねて連ねて思いを語りながら
他人(ヒト)と何ひとつ違わない
そんな味気ない出来事が
私の大切なオトギバナシ
この街に生まれたコト
あの街に生まれたコト
きっと偶然ではない事象
おじいさんになって
おばあさんになって
それがそれだけで
他に何も要らないんで
君の最期についていてあげたいな
幾つかの「ありがとう」と
幾つかの「さようなら」を
先にいってしまった君に
始まって始まって未然終わって
終わった御話繰り返してるんだ
連ねて連ねて涙を浮べながら
他人(ヒト)と何ひとつ変わらない
そんな当たり前な出来事の
私の大切なオトギバナシ
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