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ラーメンのうた。
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作詞 5CAP |
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まず親父に話しかけて
味噌ひとつと言う
親父のうなずきを合図に
俺は目をつぶる。
沸きたつ湯気のにおい
麺が中で踊りだす
しゃっ しゃっ しゃっ
きって きって きったなら
とぷんと入れた具と玉子
麺の上に乗せたなら
目の前 コトンと音がする。
湯気に絡まり においが流る
俺は目を開け じっくり見たら
鼻をくすぐる魅惑のスープに
舌を突きだし れんげをほお張る
これが俺の至福の時間。
時間をかけたいところだが
黄色いあいつが俺を待っている。
だから かけるは15秒
全身全霊 全身で俺はスープを感じとる。
さてさて やっとだ あいつと対面
黄色い あいつに ご対面
つるっと モチっと いい感じ
何本食べても飽きないこの味
またもスープが染みわたる
玉子もじゅわりといい感じ
俺はにんまり ホテホテ顔
親父もニカッと笑ってる。
お代を手渡し 足を止め…
また明日なと手を上げた。
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