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オールドスクール
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作詞 BLUEBERRY |
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予報外れの雨が、予想通り降り出した
今日も何処かで誰かが誰かと恋に落ちるのでしょう
色とりどりの傘が渋谷の街に咲いた
ローアングルじゃ見えなかったものが急に見えてきたけど
心の放送室で今も流れ続けているあの曲の題名も思い出せない
それでも胸が締め付けられるよ
これに効く処方箋などないこと知っている
制服の魔法も黒髪の呪縛も
解けてしまった僕らには一体あと何が残るのだろう
耐え難い慕情も何れフェイドアウト
また何処かで巡り会えたら そんな気持ちも何れは忘れてしまう
3点ビハインドの 9回裏ツーアウト満塁の状況を
僕はきっとものにはできないけれど
明日も結局のところ今日の焼き増し程度の日常
分かってるけれど、信じてみたい
それでもそれでもって僕は何度だって立ち上がってみせるよ
これこそが「希望」
ありふれた言葉を忌み嫌ってた僕は
自分で自分を追い込んで 色々と無駄にしてきたけれど
背伸びをしなくても壁の向こう側の景色を見ることができたら
このアヤマチも何れは忘れてしまう
一生かけても見つけられないだろう
僕はそれでも探し続けるだろう
歩き続けても辿り着けないだろう
僕はそれでも行くよ
制服の魔法も黒髪の呪縛も
解けてしまった僕らには きっと何にも残らないだろう
騒やかな季節も何れフェイドアウト
永遠など夢のまた夢 何れ僕らは全てを忘れても
これからを生きていくだろう
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