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あまざらし 迷い糸
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作詞 青空細胞 |
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(A1)
とおり雨 始まりの合図が鼻先を濡らした
耳元では風の声が僕を茶化してる
さまよう糸 絡む枝すら無かった僕ら この場所で始まった
ああ 今日までの僕ら
怯える事にただただ忙しくて大切な物は1つも無かった
孤独はいつか帰って来るものだと知っていたから僕らはお互いを何よりも大切に思えたんだ
ありやしないと諦めた幾つかを二人は拾い集めた
今さらに知る幸せばかりで嬉しくて可笑しくて仕方ないんだ
(S1)
僕らを繋ぐもの 端から端へ染まってく
「どうか切れないで」大切に手繰り寄せる日々はとても綺麗だ
気づいたから僕ら 叶わなくても祈るんだ
(A2)
なみだ雨 終わりの合図が君の目を潤まして
背中合わせの僕に雫が写った どうやら雨のせいではないようだ
たたく雨 溶かす色を探す間僕ら この場所を忘れない
ああ 今日までの僕ら
想う事すら ただただ疑って大切な物を見失った
愛しさはいつか枯れるものだと知っていたから僕らはお互いを何よりも尊く想えたんだ
戻りはしないと手離した日々に二人は名前を付けた
過ぎてから知る幸せばかりで 淋しくて おかしくて仕方ないんだ
(S2)
僕らを繋ぐもの 端から端へ褪せてゆく
「どうか消えないで」願っても指の間をすり抜けてゆくんだ
気付いた僕ら 枯れる前にほどくんだ
さようなら
(こうなること解ってたよ)
さようなら
(だから僕から切るね)
さようなら 幸せはいつか
(あの場所で)
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