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今宵の夜は暁の名にて燃ゆるべし
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作詞 純 |
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儚くも散る命
戦場での誓いを
旨に意志を引き継ぎ
可憐な美女現る
片手に花を掴み
ひとひらの花びらを
一つずつ摘みゆく
その都度落ちる花よ
刹那に落つ花よ人命と
人の運命と成り育つ華
今宵は夜を見上げ
泣くも辛くも無く
精を出し耕す
少年に幸あふれ
今宵は夜を見上げ
暑く寒くも有る
場所で暮らす人へ
彼方の恋人へ
今宵は夜を見上げ 矢文を放つと…
戦場の音姫は
奏でる淡い響き
嘆く子もあやす音を
竹笛を琴よ鳴れ
戦場で吠える犬
その稀な聴覚で
聞く陣太鼓に酔い
とこしえの幻想へ
食物連鎖の様な音が
兵を魅了す美しきかな
今宵は夜を見上げ
巡る夜を過ごし
生きる意味を探し
乙女は月に問う
今宵は夜を見上げ
廻る命生きて
何か求む者が
乙女に継ぐ息吹
今宵は夜を見上げ 地に突く矢文が…
戦場の音姫が
放った矢文の問いに
届く矢文持つ鷲
『我音姫を愛す』
今宵は夜を見上げ
滾る心在りて
想う気持ち届け
男女の問いは性
今宵は夜を見上げ
在り触れる言葉を
投げかける想いが
二人を紡ぐさ
今宵は夜を見上げ 暁に放て…
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