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微笑みは太陽-今は亡き人の笑顔-
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| 作詞 純 |
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幼い僕の小さい手を握り
強気の兄の小さい手を握り
ひたすら道を歩いたね
貴方と一緒に家族三人揃って
晴天の空に眼を向けて
『空は青いね』と呟き
貴方との時間を過ごした
僕はいつまでも一緒だと思った
『お母さぁん』と嘆く兄弟
『助けを呼ぶから』と母が言った
微笑みは太陽と信じて
僕等は貴方を記憶の中に
やがて旅立つ大人になると
あの時の想いが込み上げてくるよ…
助けを呼んでから数日
お母さんは心も体も癒えていた
僕と兄は二人で母を迎えに行った
『お帰りなさい』と兄が母に言うと
母が『ただいま』と言った
『お帰りなさい』僕も母に言うと
母は『ただいま』と言った
そんな幸せな時の事だった
『お母さぁん』と泣き叫ぶ兄弟
『ごめんね』と言い微笑むお母さん
微笑みは太陽と信じて
今生二度も母の命を嘆いた
僕等はまだ幼かったからか？
母が微笑むその時は疑いは無かった
『お母さんはもう居ない』
成長し僕と兄は二人で母の命を償う
『愛してくれてありがとう』
『いつでも貴方の胸に飛び込んだ』
『今度は僕等が貴方を
迎え入れるよ』
微笑みは太陽-今は亡き人の笑顔-
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