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深緑
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作詞 R-E |
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思い描いてたものとは少し違う現実
「こんなもんなんだ」と
諦めてるけど 受け入れてもいない
今日も脳裏は矛盾だらけ
ここんとこは去年より
ティッシュが多く減っていく
“水洟や鼻の先だけ暮れ残る”
何処かで聞いた詩 なんとなく思い出した
街の景色に少しずつ 深い緑が足されていく
だからじゃないがやけに無気力だ
花散らす春の雨
鼻くすぐる春の風
別れを惜しむ間もなく
涙は行方をくらます
居場所を求めるツバメ
頼りなく広げる羽
迷っても 揺らいでも
二度とは後戻りできない
それでも君は飛んでいく
互い違いに縫い付けた糸
絡んでもどうせ運命に引っ張られ解かれる
易しい知恵の輪
結局 君に会えずじまい
悩みの一つが解決すれば また一つ増えていく
繰り返す毎日 だけど行かなくちゃ
真っ直ぐ睨みつけた目
そこに映る希望の影
抱いてた憧れはいつしか夢を膨らます
生きるのは誰かのため?
探しても出ない答え
旅路は続くけど どこにも目的地などない
それでも君は飛んでいく
花開き落とす種
また再び夢が芽生え
新しい出会いがほら
記憶を 過去を輝かす
夢叶うその時まで
いつかまた会える日まで
歌っていよう
祈っていよう
緑を揺らす風に乗って
どこまでも響いていけ
この声よ 空高く
どこまでも響いていけ
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