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Ideal Date
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作詞 かにll |
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午前八時 二人同時に目が覚めて起きる
「朝ごはんの用意は今からよ」とちょっと不機嫌そうに
窓の向こうに 照れくさそうに そっと笑ってるあの太陽に
今日も両腕を伸ばして 背伸びをして答えるよ
テーブルに並んだパンと 目玉焼きを
テレビは点けずに ここは弾む会話と共に
「出会ってくれてありがとう」を直接伝えようとしても
いつもはバカ話 ろくでなしの関係だけど
「これが本当の幸せだ」と今ゆっくりと噛みしめる
午前十時 パジャマを脱いで私服に着替える
君はワンピースとパーカーを手に取り ちょっと怪訝(けげん)そうに
鏡の前で にらめっこしながら こっちを向いて僕に問う
「どっちがいいかな?」 僕は迷わずパーカーと答える
公園に着いて 僕の手にたんぽぽを
風で飛ばぬように 二人で円を作るんだ
芝生に並んで寝そべって 雲を目で追いかけると 次第に
君の横顔に出会って 少し経って目が合った
「これが本当の幸せだ」と今ゆっくりと目を瞑る
時計の針はちょうど真上を指していた
手を繋ぐことをあんなにも 恥ずかしがってた二人が
今は繋ぐことに慣れて でもこれ以上の幸せは願っていない
僕の隣が君で 君の隣が僕なら それが一番の幸せ
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