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林檎飴
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作詞 緋岸花 |
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「甘いもの 嫌いなの。」
綿飴を手持ち無沙汰に
淡々と君は言った 表情は変わらず
「君の為に 買ったのに。」
「それは気付かず ごめんなさい。」
他愛ない会話 見出して
冷たい態度 つくろった
我が儘なフリした 天の邪鬼
*凝り固まった嘘は 林檎飴みたいに
硬くて 簡単には壊せないけど
時々 みせる甘い言動に
僕は すっかり虜なんだよ *
「人混みは 苦手だわ。」
僕の裾を引っ張って
弱々しく呟いた 表情は変わらず
「じゃあ 行こうか。」
強引に その小さな柔らかい掌を
奪い去るように掴んで
野暮なことは聞かないで 今はこのまま
*素直になれない事 ちゃんと知ってるから
だから自分を責めないでほしいな
誰よりも笑顔が素敵な女性だって
分かってるから
凝り固まった嘘は 林檎飴みたいに
硬くて 簡単には壊せないけど
時々 みせる甘い言動に
僕は すっかり虜なんだよ *
「花火 綺麗だね。」
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