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自己スペック未対応
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作詞 doramond |
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僕自身が典型的じゃなさ過ぎて
僕自身が対応しきれてなくて
typicalなボクを演じ続けて
進んだ先にもう僕はいないのに
僕自身が典型的じゃなさ過ぎて
僕自身が対応しきれてなくて
「typicalになりたい」とか言って
本当は誰よりも個性を愛してたんだ
テキトーに描いた自画像を
ビリビリに引き裂いて
ゴミ箱にぶち込む
幼稚な作業に快楽を覚えた
ものすごく幼稚ないつかの僕
珍しく小説を買おうとして
手に取った小説は言った
「お前には読まれたくない
だから買わないでくれ、頼む」
幼稚な僕の脳裏を巡って行った
僕自身が典型的じゃなさ過ぎて
僕自身が対応しきれてなくて
typicalなボクを演じ続けて
進んだ先にもう僕はいないのに
僕自身が典型的じゃなさ過ぎて
僕自身が対応しきれてなくて
「typicalになりたい」とか言って
本当は誰よりも個性を愛してたんだ
青空の下 膨大な数の
ボクらの世界の上で
「あいつとそいつと
こいつは要らない」って
誰かが言って間引きしてる夢を見た
僕は「要らない僕」に
ならないようにいつからか
焦りすぎていたのかもしれない
その誰か目線の「要らないボク」に
近づいていたんだって知った
僕自身が典型的じゃなさ過ぎて
僕自身が対応しきれてなくて
typicalなボクを演じ続けて
進んだ先にもう僕はいないのに
僕自身が典型的じゃなさ過ぎて
僕自身が対応しきれてなくて
「typicalになりたい」とか言って
本当は誰よりも個性を愛してたんだ
どこかで誰かが
ボクを必要として僕を嗤った
そいつを嗤うくらいの自信は
まだ僕には無いけど
僕は僕を理解しようとする
間引かれる番が来ないように
僕自身が典型的じゃなさ過ぎて
僕自身が対応しきれてなくて
typicalなボクを演じなくても
進んだ先に答えはあるだろ
僕自身が典型的じゃなさ過ぎて
僕自身が対応しきれてなくて
「typicalなボクが嫌いだ」って
言ってる僕の
未来像を描いてみたんだって
君の隣でそう呟いた
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