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見ていた(B)
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作詞 kaminote |
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言い訳に聞こえてしまわぬよう
ゆっくり重たく言葉を放つ
君は知らぬような顔で
背中に感じた朝日を避ける
あの日、君が流した涙は
いつか誰かが流した赤き血は
僕の未来を告げていたのかな
その時、ふいに闇が裂けて
雷鳴のような叫びをあげた
駆け寄ってくる大人の群れ
光る電灯 瞬く輪廻
○見られた 見られた 見られた
見られた 見られた 見られた
見られた 見られた 見られた
見られた 見られた 見ていた
君の右手にギラつく刃
滲んだ汗が額に浮かぶ
その時、君の刃が闇を裂いた
叫び声 叫び声 叫び声
叫び声 叫び声 叫び声
君は走り出す 朝日を避けながら
僕も走り出す 「ごめん」と呟いて
君の手は汚れてしまった
君は変わってしまった
右手の刃が写し出した
君の微笑みは君じゃない
気付いたら僕に寄りかかる君
鈍い痛みに目を落とせば
まるでそこはサーカスだった
○見られた 見られた 見られた
見られた 見られた 見られた
見られた 見られた 見られた
見られた 見られた
記憶が途切れる手前
君の悪魔のような笑顔を
見ていた
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