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trajectory
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作詞 kaminote |
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こんなに空が青く見えた日はなかった
どうしてか僕は空に叫びたくなった
何日も君は寝たきりだけれど
君の分までこの景色を目に焼き付けよう
ゆうゆうと泳ぐように空を行き交う雲が
流れ星のクッションになってゆっくり僕の手の平に落ちる
そっと僕はその手を握ってみた
そうしたら流れ星は粉々に砕け散った
何日もそんな日々が続いて
優しすぎる君は僕の背中に寄り添ってくれた
それでも時は無常に二人を引き離してく
「わかったよ...」自分の無力さと世界の遠さが
○見上げた空も星が消え 言葉の魔法も切れたよ
聞こえた虫の音もとうとう聞こえなくなったよ
別れの時でも君は笑顔で手を振りこう言うよ
「いつかまた会えたら、一緒に星を探しに行こう」
雄大な世界では僕なんて砂粒で
こんなに近くにいた君にとってもそうで
何度目の後悔がやってきたろう
悲しすぎる、世界はとても広く感じていたのに
遠くの方で君の声がする 泣いているのか震えてる
今までずっと考えてきたこともその一瞬で忘れ去る
○守りたい人は傍にいるよ 見えなくても届く範囲に
聞こえた泣き声の在り処を探してどこまでも行けるはず
忘れた頃にやってくるのは絶望や苦しみなんかじゃない
笑顔がそっと頬を撫でるような風に乗ってくるよ
見えない君の手を握り その中の愛を潰さぬように
今から空へ走り出そう あの星を探しに
○見上げた空に無数の星 言葉の魔法はもういいよ
きっと心で感じあえば一緒にいるだけで魔法のよう
「別れの時よ来ないでくれ」 いつまでもそう願ってていいよ
いつまでも いつまでも ずっと、一緒に星を探しに行こう
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