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僕らの街へ
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作詞 kaminote |
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何時になれば返事があるかな いつになればいいのかな
君の返事を合図にと 心に決めていたのに
踏み出せないこの体と足 いつになれば進むのかな
重い体を引きずって 僕らの街へと進んで行く
振り返った 思い出と
振り返った 君の笑顔
思い出せば 簡単には消えない
記憶に眠る 悲しい過去
○言葉には出さないけど まだ弱いままの僕です
向き合っては泣いてばかり そんな弱いままの僕です
今、僕は電車に乗ります 僕らの街へと近づきます
何処にいたって僕の場所は 変わらないんです
電車に揺られて少し経つと 僕らの街が見えてくるんだ
久しぶりに来てみたけど 前の面影はなかった
電車を降りて少しふらふらと ホームに降りる重い体
浮かんでは消していく思い 何年前の思い出だろう
振り返った 思い出と
振り返った 君の笑顔
思い出せば これ以上歩めないけど
ここまで来たよ 僕らの街に
○言葉には出さないけど まだ少し怖いんです
家族とも何年も会ってないし そんな弱いままの僕です
今、僕は実家へ帰ります 歓迎してくれるとは思えません
でも―――
何処にいたって僕の場所は 変わらないんです
家の呼び鈴を鳴らし 息を整える僕
でも返事もないまま ただ時が過ぎる
「誰も居ないのか」 溜め息一つ
そのまま体を返す そこには
僕の知らない 綺麗な女性が一人立っていました
「この家に住んでいた方は数日前、引っ越したばかりですけれど」
○言葉には出さないけど まだ弱いままの僕です
向き合っては泣いてばかり そんな弱いままの僕です
今、僕は此処にいます でも皆の姿はありません
何処にいたって僕の場所は 変わらないんです
○表情には出さないけど 僕はずっと泣いていた
なぜか彼女も泣いていた 僕はずっと泣いていた
今、僕は此処にいます 彼女と二人でここにいます
居場所はないけれど 僕らの街で大切な人と出会いました
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