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唇、胸、心臓
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作詞 kaminote |
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形のない愛がぶら下がった
こんな人生は下らない
誘惑に溶けた甘い吐息と
君の唇は渇いた鉄の味がした
華奢な体に渦巻いたのは
虚空を這いずる赤い舌
失いたくないはずなのに
この手伸ばすことも出来ず
○声にならない叫びが
この胸を突き破り
あの教会の鐘を打ち鳴らしている
白銀の夜のこと
二足歩行の動物が
世界を束ねる 下らない
逆行に眩んだあの眼差しは
しっかり君を捉えていたのに
華奢な体を照らす月明かり
虚空を這いずった赤い死体
背筋が凍り でも予定通り
君が夢から醒める時
○声にならない叫びが
この胸を突き破り
あの教会の鐘を打ち鳴らしている
白銀の夜のこと
唇は渇いて
胸は踊り出す
心臓は君に捧げる
満たされないまま不完全に
笑みを溢した君を思い出す
何処までも 何処までも
華奢な体に渦巻いたのは
虚空を這いずる...
○形のない愛が欲しいの
縛られることのない
君は地から目を醒まし
白銀の夜を裂く
唇は渇いて
胸は踊り出す
心臓は君に捧げる
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