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花言葉のない花
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作詞 kaminote |
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君からの手紙もただの紙屑に変わろうとしている
今年最後の旋風がただ虚しく過ぎ去っていく
赤いマフラーが風に舞って公園の木に引っかかる
もうあの日には戻れないような気がしている
あのバスが最終だから 早くしなくちゃ
急ぎ足で後ろ髪引かれながら街を出る
○人が歩んだ道に咲く花々
きっと誰かが「綺麗だ」と足を止める
醜い世界に希望の花が芽吹く
きっと誰かが水を与えてもっと綺麗に咲く
終わりのない物語が咲く
七色を隠した雲の切れ間から 零れる夢のカーテン
何もかもを忘れさせてくれる花の甘い匂い
メール受信画面を眺めている
1秒が無限に続いていくように思える
君からの返事じゃなくて
少し寂しい心がただ秋の風に吹かれる
○人は花言葉のない花のよう
一つの思いに縛られる事はないから
醜い世界はいつか去り行く
きっと誰かがあなたを見つけて
大切な言葉を授けてくれるよ
それはあなたを縛る事のない初めての約束
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