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ソーダの中のビー玉
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作詞 kaminote |
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青く淀んだ水溜りの底から
僕らの希望を乗せた船が出港した
あの水面まで後数日
知らない 見たことのない世界を想像した
一面広がるのは青い景色で
そこには他の色は存在しなかった
その景色の中に浮かんだもの
両手を伸ばしたら泡になって消えた
それが何だったのかなんて分からないけど
もう少し背伸びしたら今度は掴めるような気がしたんだ
○それはソーダの中のビー玉のようで
なぜか特別なものに思えてしまうんだ
「なんだか不思議な気分だな」
なんとなく まだここに居たいと思った
一面広がった青い泡の粒を
一つずつ数えてたら暗くなっちゃった
あの水面まで数時間
どんな 見たことのない世界が広がってるのかな
簡単に背伸びは出来るけど 届かないんだ
あと少し僕の背が高ければ絶対届くのになぁ
○それは僕の心の中の希望のようで
なぜか歪な形をしていたんだよ
「なんだか不思議な気分だな」
なんとなく まだ未練が渦巻いてた
水面の壁を船は突き破った
いくら背伸びしてもあれは掴めなかった
ちょっぴり振り返ってみた
○それは僕の心の中の希望のようで
なぜか歪な形をしていたもの
「なんだ こんなにあったのか」
なんとなく その多さに驚いた
○それはソーダの中のビー玉のようで
なぜか特別なものに思えてしまうんだ
「なんだか不思議な気分だな」
なんとなく 笑顔が零れてしまった
向こう側では何が待っているのだろう
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