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秋の日の夕暮れ
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作詞 kaminote |
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ブランコに揺られて 君は青空見上げる
心の準備はまだだった まだだった
君の隣で僕も揺れる 僕も青空見上げる
心は弾んでいた 弾んでいた
影が時刻を告げる もう帰る時間だな
なんかとっても不思議に思えた
なんでこうも簡単な事が言えないんだろうか
今日もいつものように「バイバイ」して
君の背中見つめながら なんか悔しくなるんだ
○これからもずっと一緒だと思ってたのに
君が明日から居なくなるなんて
絶対にありえないって思ってるんだ
こんなに近くに居るのに
君に伝えたい事 全く出てこないんだ
ただ 無駄に焦っちゃうんだ
君は早朝の電車で知らない街に行くんだな
なんかとっても不思議に思えた
なんでこうも心が痛むんだろうか
ズキズキするんだろうか
○「これからもずっと一緒だよ」なんてさぁ
簡単に言葉に出来たあの日が
なんだか切なく思えて 涙出てきたんだ
こんなに近くに居るのに
君に伝えたい事 全く出てこないんだ
ただただ君の背中見つめるだけなんだ
遠くに旅立つ君を乗せた電車は
秋の風に吹かれながら
僕の目の前を通り過ぎて行った
最後に一言 言っておきたいんだ
僕は――――
「君のことが大好きだよ」
○遠くなっていく君を乗せた電車は今
僕を嘲笑うかのように小さくなる
これじゃいけないと思って駆け出す
こんなに近くに居たのに
君に伝えたい事 今になっては遅いなぁ
ただただ君の背中見つめるだけなんだ
秋風に吹かれた僕の体
もう君が遠くに行って2年経つなぁ
秋の日の夕暮れに僕は
昔の古い机の中から 手紙を見つけた――――
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