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遠雷
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作詞 kaminote |
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並木道を横切ってく
冬の風に揉まれてる
釈迦堂より東にあたる
下り坂を駆け降りる
襖から覗いた未来
あの時の君が美しくて
陽炎に呑まれながら
影踏みする子供の声聞きながら
愁いの瀬渡 邪魔だけの思想
自分を隠す化けの皮を
剥ぐように 今
雷鳴の叫びの中で
己の存在叫びながら歩もう
両の足が力を無くしても
地と寄り添うように少しずつ
嗚呼 空と海と大地が
数多の恋をするように
百の夜を超えて 白い涙を流して
いつまでも歩き続けよう
並木道を横切ってく
秋の風に揉まれてる
釈迦堂より東にあたる
下り坂も黄に染まって
季節が一転の旅を終えるように
今 僕も
蜉蝣の声も弱々しく
影踏みした場所も灰になり
愁いの瀬渡 進化とは外道
自分を隠す化けの皮を
剥ぐように 今
雷鳴の叫びの中で
己の存在叫びながら歩もう
両の足が力を無くしても
地と寄り添うように少しずつ
嗚呼 誰かの笑い声
聞き覚えのある声 振り返る
嗚呼 胸の奥に走る
雷のような痛み 君と誰かの声
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