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君は還らない幻
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作詞 kaminote |
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潮騒の音 水面に押し寄せる
誰も気付いてくれない涙
洗い流すように今
駆け抜けてゆく風采の匂い
誰も知らないこの場所で
希望を待ち望んでいる
君は還らない幻
欄干から身を乗り出して
聞こえないけど告げる「小夜なら」
そしていつかの約束に
そっと別れを告げる
○卵から孵らない幻
いつまでも割られない真理
週刊誌を読むように
何気ない世界に取り残された
君は還らない幻
いつだって
何気なく空を仰ぐと
知らない形の雲がゆうゆうと
今日の僕らを見下ろしている
張り詰めている凍えた空気に
ため息一つと「さよなら」一つ
君は還らない幻
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