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「人間」人
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作詞 kaminote |
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渇いた声で今日も呼ぶよ
二度も三度もずっと呼ぶよ
哀しい顔したきみの事を
そんな日々もいつか寝返るだろう
雨の日のカーブの
マンホールみたいに
人生の分かれ道で滑って転ぶんだ
いつだって いつだって
もうすぐ手に届く距離なのに
嗚呼
渇いた喉を潤すために
砂漠の都会で水をさがす
昔はいつでもそこにあったのに
今ではもう底を尽きる
晴れの日のカーブに咲く
色とりどり花も
きっと僕より先に逝くのだろう
いつだって いつだって
早すぎる人生に急かされる
嗚呼
サーカス小屋の小さな明かりが
揺れる 揺らぐ 揺れ動く
動物はモノに釣られ動く
人は金のある場所へ去っていくさ
いつだって
どうしてこんな心腐った
どうしてこんな心になった
どうしてこんな心腐った
どうしてこんな心になったんだ
そうしてまた身体腐った
そうしてまた身体宿った
そうしてまた身体腐って
いつまでも続く不の連載「人間」
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