|
|
|
悲しみポケット
|
作詞 kaminote |
|
詰め込んだ物語 飽きたその物語
もう何も入らない 何があるかも分からない
見つけた喜びも もう入りきらないよ
もう何も入らない 夢も理想も置いてくよ
地面を這う無様な格好 そこには人としての威厳がない
何処でも悲しみ一つだけ 何もかもを置いてくよ
○照らし出して手にした 大切だと思ってたもの
嗚呼 ここで掻き鳴らす 未来を 掻き鳴らす
詰め込んだ物語 思い出せない物語
何を詰めて来たのか 今になっては分からない
今更やってくる夢 今更やってくる理想
何をやっているのか 今になってはもう遅い
線香花火に火を灯す子供 その火も儚く散ってしまう
すぐに新しいのを取り出して また火を散らす
○照らし出したこの手に 未来の地図は書けるかな?
嗚呼 今気付いたんだ この手は 黒く汚れてた事
なんで気付かなかったのか 何処で汚してきちゃったのか
悲しみにくれたその手を ポケットに押し込んでいる
嗚呼 今更気付いたんだ この夢は 何処かで姿を変えたこと
許しあえない苛立ちで 掴んだ刃物を向ける未来
悲しみで揺れるこの顔 涙がポケットを濡らすんだ
いつしかポケットは軽くて 手に取れば丸い希望ばかり
涙を流すということを 僕は忘れていたんだね
○照らし出して手にした 大切だと思ってたもの
嗚呼 ここで掻き鳴らす 未来を 掻き鳴らす
なんで今更気付くのか ポケットに押し込んだ希望に
嗚呼 今更気付いたんだ
視界は澄み切っていたってこと
|
|
|