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二人の恋愛物語
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| 作詞 十五夜 |
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あなたの背中を見つける度に
わたしの胸の中は嬉しいと苦しいが隣り合わせで泣いてるの
あなたは知ってる？
あなたに見つけられて嬉しいわたしと
いつまでたってもあなたに見つけてもらえない苦しいわたしのせめぎ愛
知るわけないよ、だってあなたがこっちを見たことなんてないもんね
いつだってあなたの瞳はあの子でいっぱい
わたしが入る隙間なんて皆無だもん
ずっと先にあなたと出会って
ずっと先にあなたを好きになって
ずっと前からあなただけを見ていたんだけど
あなたを顔を林檎みたいに赤らめさせられたのは……わたしじゃなくて可愛いあの子
わかってるよ、あの子がいい子だってことくらい
知ってるよ、あの子が誰より可愛い子だってことくらい
だって一番仲良しな友達だもん
だって大好きな大好きな親友だもん
あの子じゃなかったら、簡単に憎めたのにな
あの子じゃなかったら、簡単に認めなかったのにな
あの子じゃなかったら、あなたの背中なんか押さないのになぁ……
あなたがあの子を見つめる度に
わたしの胸は喜びと悲しみが隣り合わせでないちゃうの
あなたには教えないよ
親友の恋が実っていることを喜ぶわたしと
自分の恋が絶対に実らないことを悲しむわたしのせめぎ愛
知られるわけにはいかないよ、あなたにもあの子にもね
呆れるくらいにお人好しな二人だから
わたしの想いなんて知らなくていいんだよ
ずっと先にあなたと出会って
ずっと先にあなたを好きになって
ずっと前からあなただけを見ていたんだけど
あなたに男らしくなりたいなんて思わせたのは……わたしじゃなくて可愛いあの子
わかってるよ、あの子が優しい子だってことくらい
知ってるよ、あの子が誰より愛らしいことくらい
だって一番仲良しなのはわたしだよ？
だってわたしはあの子の一番の親友だもの
あなたじゃなかったら、簡単に許さなかった
あなたじゃなかったら、簡単に認めなかった
あなたじゃなかったら、あの子の背中なんか押さないよ
大好きなあなたと、大好きなあの子の恋愛模様
いつだって呆れたように二人を見守る傍観者なわたし
二人の気持ちを知ってるわたしと
わたしの気持ちを知らない二人
それでいいし、それがいい
だってこれは大好きな二人の恋愛物語……なんだから
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