|
|
|
秋桜は桃色に染まる
|
作詞 三夏川 |
|
空はもうオレンジに染まった
一点を見つめる君の瞳の中に
花が咲いていた
瞬きする度揺れるから
気づかぬうちに声が
「綺麗だね」とポツリ
分かっているのかな
君は頬を染めて
風に吹かれ 秋桜
何故桃色に染まっているの
常に上を見つめて
何があるというの
澄んだ空 景色の片隅に
その色が見えた時にさっきの君が
頭に浮かんだんだ
どうしたって消えないから
どうしたものかなって
いつかの淡い君と
コスモスの花びらが
僕のなかを流れた
気づいただろう秋桜
染まっていたのは誰なのか
君が上を見つめていたのは
僕の目線が下にいくのと同じで
桃色に染まる
|
|
|