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艶色小町
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作詞 夜美山久蔵 |
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君は僕の艶色小町 決してこの手触れられねども
僕の胸の奥その色香 禁じられては染み渡る
ふいに零すその言葉には 何故に滲む哀愁の声
知らず知らず秘めた想いが 細い肩を抱き寄せてた
厭と恥じらう仕草には 僕の心求めてないと
解っていても離さぬまま 今だけでも側に置いて
夜に茂る鬼灯が 朱く朱く成る頃に
路傍に咲く彼岸花 仇恋を散らす
君と僕の三畳一間 身を寄せ合えば寒くないと
使い旧しの昭和風情 それでも君と居れるなら
侘し咽ぶ小鳥部屋 微笑み無い君の囀り
僕の元から跳び立てずに 遠い空を焦れ眠る
髪を濡らす横顔に 潰えていく僕の影
隙間を吹く秋風が 鼓膜を揺らす
君は僕の艶色小町 二度とこの手触れられねども
僕の胸の奥その色香 禁じられては染み渡り
厭と恥じらう仕草には 僕の心求めてないと
解っていても離さぬまま 今だけでも側に置いて
夜に茂る鬼灯が 朱く朱く成る頃に
路傍に咲く彼岸花 仇恋を散らす
髪を濡らす横顔に 潰えていく僕の影
隙間を吹く秋風が 鼓膜を揺らす
君と僕の三畳一間 身を寄せ合えば寒くないと
幸せ来ない日々を重ねた 忘れ時の君夢沈む
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