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天の邪鬼の夢
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| 作詞 内山 |
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叶わない夢などないと
あの人が言う
あの人も言う
じゃあ今すぐボクを消し去ってよ
ほら、無理じゃないか
口ばっかりでダメじゃないか
本当なんて言えないの
誰も肯定なんてしてくれない
いつだって白昼夢の中
徹頭徹尾愚痴ばっか飾って
鏡の前から逃げ出した
どんなにそれを並べたって
口にすることは出来なくて
ぐるぐるとその場で旋回しては
頭から無様に落ちていった
最後には消えてしまうのならば
掴むことすら出来ないんだったら
どうせなら残さず食べ尽くしてよ
天の邪鬼が笑ったんだ
大笑いして涙が出た
大きく口を開けて言ってみた
あーなりたいんだ
こーなりたいんだ
じゃあ今すぐそれを叶えてよ
いや、無理じゃないか
どうせボクには無理じゃないか
本当なんて言わないよ
誰にも肯定してほしくない
いつだって現実をみてる
器用貧乏で取り柄なんか無くって
暗闇で前には進めない
どんなにそれを並べたって
口にすることは出来なくて
どろどろとヘドロが積もり続けて
お気に入りの服を汚しちゃった
最後にはなくなってしまうのならば
ボクのモノには出来ないのならば
どうせなら残さず捨てちゃってよ
天の邪鬼は叫んだんだ
ダミ声は掻き消された
わかってるくせに
捨てることなんて出来ない
捨てたくなんかない
僕はボクのままで
ずっとずっとずっと
どんなにそれを並べたって
口にすることは出来なくて
ぐるぐるとその場で旋回しては
頭から無様に落ちていった
最後には消えてしまうのならば
掴むことすら出来ないんだったら
どうせなら残さず食べ尽くしてよ
天の邪鬼が笑ったんだ
大笑いして涙が出た
天の邪鬼は大泣きした
大泣きして笑顔になった
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