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氷の華
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作詞 月野ヒカリ |
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世界中を淡い蒼に染めて
夜明け間近 朝の霧
水の音が微かに響いて
湖 滑るように白鳥 一羽
夢と知りながら 夢を受け入れて
愛と知りながら 愛を置き去りに
氷の華 ひらり はらり
あなたの髪に肩に睫毛に
氷の華 ふわり ゆらり
あなたの身体をそっと包んで
その湖に沈めた 哀しみは深く 深く
世界中を冷たく凍らせ
月のかけら 霧の彼方
水鏡に指を浸してみる
湖 波紋 白鳥 影
夢の覚めぬうちに 夢を覚えていよう
愛の覚めぬうちに 愛を取り戻す
氷の華 ひらり はらり
あなたの手のひらで溶けてしまう
氷の華 ふわり ゆらり
儚い想いそっと包んで
その湖に沈めた 哀しみは深く 深く
氷の華 ひらり はらり
あなたの口びるにそっと触れる
氷の華 ふわり ゆらり
静かな熱に雫となり
その湖に沈めた 哀しみは深く 深く
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