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終焉への撃鉄
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作詞 日向七乃 |
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今、重なる影、重なる想い、終わりへ辿る。
きっと誰もが望む幸せを。
必要としない、生きるために奪うだけの毎日だけが
この身を焦がす記憶になる。
太陽の熱で燃えたのは名ばかりの歴史だった。
文明と呼ぶには程遠い愚か過ぎた行為の数々。
いったいどれだけの血を見ればその目から涙は零れる?
子供の頃よく見た映画のようには上手くいかない。
ほら、伸ばした手を強く弾く、痩せた愛情が
君と僕を繋ぐピアスになる。
いつか絶望より幸福より確かなもの手に入れたなら
君に最初に伝えよう。
不思議と見えないものほど信憑性を失っていく。
背中には付いていたであろう羽をむしり取り地に足を付ける。
悪魔達の行進は続く、止められるはずもなく。
ほら、休むことなく動いた手に残る愛情は
鉄と錆の関係みたいだね。
いつか死を選んだ選択より最良な答えがあれば
君に最初に教えよう。
嫌な女を演じなくていい、瞼を閉じて。
もう終わりにしよう明日からは違う姿で。
今、囁く未来、繋いだ過去、英知へ続く
坂がたとえ険しくなろうとも。
流れた涙に意味などなく強くなろうとする瞳は
明日を見てる。
ほら、解ける糸、絡まる意図、どちらとも違う
なのに力任せに切ろうとする。
いつか絶望より幸福より確かなもの手に入れたなら
君に最初に伝えよう。
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