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3月1日
作詞 lira
カレンダーを見る回数が増えた

指を折って数えるようになった

下を向いてため息をつくようになった

この日まで なにができただろうか

貴方は 仲間と笑って 目を潤した

私は ひとりで陰で 雫を落とした

この日もまた 『勇気』の文字が消去された

最後まで私は 自分の弱い心が殺されないように守るだけだった

弱い心を守ることで安堵するはずなのに どうしても涙が止まらないのは

きっと、『勇気』が弱い心に殺されてしまったせい

どちらかが殺されてしまうならば

自分で『勇気』を殺すか 貴方に弱い心を殺されてしまうか 二択ならば

貴方に弱い心を殺された方がいいと思えた

貴方なら

弱い心が殺されれば

私の中に残るのは『勇気』だけになるはずだから

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 3月1日
公開日 2016/02/24
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 恋愛
コメント 卒業の季節

卒業とは、卒業生だけのものじゃない
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