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唯一の天女
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作詞 プララヤ |
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渇く事も飢える事も遠退いた一時の平和
人の顔は穏かさを取り戻し、喜びを語る
家や街を彩る為に費やされる
余暇の多く、余力の全て
誰も彼も歌い踊る祭の日は既に目前に
街中も国中も愛し受け継ぐこの祭を
他と異にする事は一つ
美しき天女の再臨
知り得ぬ程、遠い過去に生きた者
純白の聖者
その生が無に帰しても一昼夜を舞い続けた者
この祭は彼女の為の秘儀の一つ
その心を受け継ぐ為に
取り取りに染め上げられ
踊る者は一人、選ばれる
唯一の者に選ばれた娘は小さな手足を羽撃かせ
祈りの語を彼方から彼方に捧げる
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