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まっしろ
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作詞 ほほゆみ |
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苦し紛れに言った言葉が
あっけなく弾かれた
泣きながら歩く君の肩を
そっと抱き寄せた
ふわり落ちてゆく白い雪が
君の頬を刺してゆく
僕に何ができるのだろう
素直になれない
街路樹が立ち並ぶ
恋人は愛を確かめ合って
僕らずっと街の中に立ち尽くす
いっそうこのまま僕を
何処か遠くへ連れて行って
その時までずっとここにいるよ
透き通った世界
悲しみだけがよく見える
冬の風よ僕らを包んでくれないか?
普段君はあまり僕のことを
名前では呼ばなかった
どうして?今は僕のことを
名前で呼ぶの?
幻だと信じていた
「怖くなんかないよ大丈夫だよ」
だけど夢は何も言わずに消えてゆく
黒い黒い影が
僕らを睨んでくる
見失いそうな未来(あした)があるのに
散りゆく運命(さだめ)と
開き直れるのなら
今更涙を見せる理由なんてない
潤んだ瞳 その先にあるのは
希望(ひかり)? 絶望(やみ)?
いっそうこのまま僕を
何処か遠くへ連れて行って
その時までずっとここにいるよ
透き通った世界
悲しみだけがよく見える
冬の風よ何度となく
僕らを包んでくれないか?
そしてこのままずっと二人
歩んでゆける…
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