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祭り
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作詞 薫摩 |
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人は人生の中で数回は
人の形をした神様に出会うという
道を踏み外しそうになった時
そっとさりげなく導いてくれるという
ああもしかしたら
ねぇもしかしたら
僕にも神様がいるのなら
それが君だと思うんだよ
いつかはしなきゃいけない
サヨナラを
先伸ばすために
幸せを捨てることなんて
容易い話 今の僕には
昨日咲いた花は
もう枯れてしまったよ
綺麗な花瓶を眺めていようよ
二人だけでさ
何だか心が疲れたそんな夜は
君のこと考えるのもあとでいいや
何もかもどうにでもなれとか
なんて思ったり思わなかったりだし
ああだけど
ねぇそれでも
君だけは蔑ろにしてはいけない
自分を戒めるんだ
いつかは来るはずの
終わりの時を
美しい君の隣で
考えたって仕方がない事でしょう
温かい夢 ずっと見させてよ
昨日の僕はもういないよ
新しい君にまた出会えるかな
憐れな花瓶はまだここにあるよ
独りぼっちのままで
運命なんてつまらないと
決まりきった事が嫌いな
そんな神様は
運命の中でしか生きられない
この世界をどう思う?
この僕をどう思う?
いつかはその時が来るはずだと
思ってたんだ
無情にいつも
終わりがあるのがこの世界なんだと
ねぇ違うのかい
もしかしたらもしかしたら
永遠に輝く星がある
君だって永遠に輝いている
人の形した神様
ずっとこの僕を導いてくれる
そんな奇跡を
信じているんだよ
花瓶の水はもう捨ててしまおう
新しい花を買おう
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