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コーヒー缶に願いを込めて
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作詞 KO-RA |
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窓越しで彼女が笑っている それを見て僕も笑う
何が可笑しいと言うわけでもない
彼女の後ろで照らしている太陽が やたらと眩しくて目を細めた
鍵を開けろと指をさす
慌てて僕が開けに行った
彼女は微笑みながら 袋に入ったコーヒーを差し出した
コーヒーが思った以上に熱くて落としてしまう
それを見て彼女は笑っていた
こんな何でもない日々が続くことを祈ってみるけど
誰も叶えちゃくれない
ただ一つ言えること 叶わなくたってまたいつかこんな日が来るって事
お気に入りの歌を聴いていた 彼女もこの歌が大好きだ
僕は楽しそうに歌う彼女が何より好きだ
彼女を窓越しに太陽が照らしていた
俺はコーヒーを飲み干した
その姿を見て
彼女は思い出したかのようにコーヒーを手に取る
どうやら熱かったらしく 彼女もコーヒーを落とした
それを見て二人で笑った
こんな何でもない日々が続くことを祈ってみるけど
誰も叶えちゃくれない
ただ一つ言えること 同じ日なんて二度とこないって事
こんな笑える日々が続くことを祈ってみるけど
誰も叶えちゃくれない
でも大丈夫!
叶えなくとも 毎日こうして笑えるさ
二人分のコーヒー缶が机の上で転がっている
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