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シネマチック
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作詞 フーセン |
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もしも
僕が僕じゃなかったとして
君が君じゃなかったとして
世界はどれほど変わらないのか
もしも
童話のなかに入ったとして
主人公(ヒーロー)になれなかったとして
僕らは何かを嘆くだろうか
子どもはいつでも子どもじゃないし
ピュアに歪んで大人になる
妄想(ユメ)を語れ
剣を引き抜け
誰もかれも素通りしていくぞ
今、歩いている道に
這いつくばってるエンディング
どれもこれも不出来な映画
評価もされない
存在もない
今、拾い上げて
流してみようエンドロール
もういない罪人が行進
そんな彼らを
愚かだって
笑っていたい
穴に落ちた女の子だって
剣を抜いた男の子だって
今ではみんな罪人なのさ
さぁさ 仲間入りしよう
今、落ちている空に
記されているシナリオ
あれもそれも美しいのに
道に咲く花
関心もない
今、手につかんで
覗いてみようオープニング
もういない罪人が笑う
そんな彼らを
愚かだって
笑えない
笑われてんのは
笑われるのは
僕たちなんだ
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