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初冬
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作詞 魚の骨 |
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想いと同じように積み上げられる白と
溜め息と同じように流れる雨
流す涙と同じ溢れる想いと
白い息と同じように消えていく想い
貴方が居ることで幸せを知って
貴方が居ないことで不安を知った
貴方を想うことで痛みを知り
貴方を傷つけることで絶望を知った
手が触れれば感じれる温もりも
隣にいない冷たさも全てを作り
私を私だけの舞台へと立たせる
短い朝も長く横たわる夜も同じ色をして
何時もの私を形作る、回る滑車の上で
溢れた心と掬う事のできるもの
赤と青の混じる視界で何を選る?
貴方を知ることで哀しみに溺れ
貴方を忘れることで悲しみに溺れた
忘れることで怒りを噛み潰し
忘れられることで想いの深さを知った
目の前の答えも触れられずに
待ち続けることで自分を護ってきた
ただ私の心を奮わすために
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