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街
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作詞 Nino ♪ |
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晴天を埋め尽くすような
黒いカラスの群れ
隠れた太陽の真下で 落書きだらけの声を聞く
街中は知らん顔
そっと吐き出した味のないガム
誰かが踏んづけてくれたら
それはそれで嬉しかったり
叶わぬ理想を積み重ねて
届かぬ言葉を紡いでゆく
何ひとつ意味のない無垢な世界です
ゴミだらけの駅前に
浮かぶ儚げな街灯の下
群がる羽虫たちの群れも
羨ましく思ってみたり
叶わぬ理想は積み重なり
叶えた理想は置き去りのまま
憎むべきものすらない無垢な世界で
赦されるとか 赦されないとか
愛されるとか 嫌われるとか
どうでもいいよ もうどうでもいいよ
繋がってるとか 離れてくとか
街路樹が睨んでる
地面に咲いてる小さな花
きっと俺たちもこんな風に
誰かと較べてばかり
叶わぬ理想が増える度に
叶えた理想を忘れていく
失うべきものすらない無垢な世界で
無垢な世界です
赦されるとか 赦されないとか
愛されるとか 嫌われるとか
どうでもいいよ もうどうでもいいよ
繋がってるとか 離れてくとか
赦されたとて 赦されないとて
愛されたとて 嫌われたとて
どんな足掻いても 自分のままなんだろ
生きるしかないんだよ こんな世界でも
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