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月は遠い
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作詞 小雨ねむ |
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誰かと手をつなぐことを覚えたら
ひとりの手に残るのは寂寞だけ
人のぬくもりを知って初めて
ひとりの夜の寒さに気がつく
幸せがあるから不幸せがあって
希望をもつから絶望する
みんな最期にはひとりになるのに
人は一人では生きていけない
流れ星が流れきる前に
願いを三回唱えなければなんて
星は叶えてくれる気もない
願いとともに刹那に燃え尽きた
神様を信じれば救われるって
毎日神様に祈ってみても
一向に救われないのに
どうやって信じれば良いと言うのだろう
どれだけ手を伸ばしても
月に触ることはできない
どれだけ名前を叫んでも
届きはしないんだ
世の中には
知らないほうが良かったことも
叶わない願いも
届かない思いも
あるんだよ
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