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シャボン
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作詞 小雨ねむ |
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リップに弾んだ チープに霞んだ
ココアが苦味をのせていたら
変わることもあったのだろうか
幾重に重ねた言葉さえも
消えてしまうマジックと綾
引き算だけで出来上がった
星はとうとう光らない
永遠を誓うほど
刹那に弾ける愛だ
あの日飛ばしたシャボン玉のように
大きく膨らんでいった
膨らめば膨らむほど
割れやすくなることも知らずに
唇を重ねるたびに
君との距離は遠くなった
好きな音色も言わないから
君はずっと透明だった
チークに紛れた リークしはみ出た
経験がものを語るなら
即席がお似合いだった
幾重に複製した記憶さえも
上書き重ねたカラーリング
机上のプレゼント
六等星に裏切られた
優しく扱うほど
脆く崩れていく愛だ
あの日飛ばしたシャボン玉のように
空高く浮かんでいった
浮かび上がってしまうほど
割れやすくなることも知らずに
唇を重ねるたびに
君との距離は遠くなった
目を逸らすことを覚えたら
君はそっと透明になった
唇交わして
交わしきれなかった約束は
口惜しむ事もできずに
朽ちた時間へと変わっていった
あの日飛ばしたシャボン玉のように
膨らんで浮かんでいった
自分から離れるほど
割れやすくなることも知らずに
唇を重ねるたびに
君との距離は遠くなった
変わっていく景色の中で
君は髪を染めていたんだ
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