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人生パントマイム
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作詞 小雨ねむ |
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色味のない目で世界を見てる
その場の雰囲気だけを見ている
中身のない心臓が脈を打つ
退屈な血が流れる
手を動かして見せても
足を動かして見せても
隔たりの視線向けられるだけ
見えない壁に囲まれて逃げられなくて
まるで生きているかのように
ただ演じているだけだ
生きることにもうなんの期待も
託してないというのに
作り笑いで話を合わせて
活きている自分を探してる
もう死んだっていいよ
どうせこの人生なんて
パントマイムでしかないのだから
形のない手で今日に触れる
その場の雰囲気だけに触れている
中身のない口が言葉紡ぐ
無機質な声が出る
壁をいくら触って見せても
ロープをいくら手繰って見せても
隔たりの視線に刺されるだけ
見えない壁に囲まれて自由もなくて
まるで生きているかのように
ただ振る舞っているだけだ
生きることにもうなんの希望も
持っていないというのに
愛想笑いで馬鹿やって見せて
活きている自分を晒してる
もう死んだっていいよ
どうせこの人生なんて
パントマイムでしかないのだから
チップすらもらえないステージで
僕は僕を魅せている
もし神様が観ているのなら
生きる理由くらいくれないか
まるで生きているかのように
ただ演じているだけだ
生きることにもうなんの未練も
残ってないというのに
手を伸ばし踏み出したところで
生きている自分は見えるかい
もうどうだっていいよ
もう疲れてしまったよ
どうせこの人生なんて
パントマイムでしかないのだから
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