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美しいもの
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作詞 小雨ねむ |
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僕の世界には色がない
他の人の世界にはそれがあるらしい
僕の見てる世界とみんなの世界は違うらしい
みんなにはどんな世界が見えてるんだろう
赤色って何?青色って何?
ある時はみんなに聞いてたけど
情熱的な色とか暑そうな色とかやる気が出そうな色とか
そもそも色ってものがわからないのにね
それなのに君はさ
赤色は私の好きな色だよ
なんて無邪気に笑うから
もうなんでもいいやって思ったんだ
世界にどれくらい美しいものがあるのか
僕にはわからないけど
もし美しいものが一つしかないとしたら
それは君を取り囲む世界であってほしい
そんなことを思うんだ
僕の世界には色がない
僕以外の世界にはそれがあるらしい
信号も車も夕方も花の違いも
色とやらでわかるらしいんだ
赤色って何?青色って何?
そもそも色って何?って聞いてたけど
光の波長とか刺激とか感覚量とか
難しい話になっちゃったね
それなのに君はさ
青色は君に似合う色だよ
なんて真面目に言うから
もうそれでいいやって思ったんだ
世界にどれくらい美しいものがあるのか
僕にはわからないけど
もし美しいものが一つしかないとしたら
それは君を取り囲む世界であってほしい
そんなことを思うんだ
いや、だから色がわかんないんだってって
僕が苦笑すると
君はうーんと考えるふりをして
色ってなんかきれいなやつなんだよ
なんてきっと色ってやつよりきれいに笑うから
もうこれがいいやって思ったんだ
世界にどれくらい美しいものがあるのか
僕にはわからないけど
もし美しいものが一つしかないとしたら
それは君を取り囲む世界であってほしい
そんなことを思うんだ
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