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若葉─木漏れ日の光─
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作詞 蒼波 |
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それはキラキラと光って 眩しすぎて目を細めた
僕の小さな手のひらを 両手いっぱいに伸ばしても
指の隙間からこぼれて ちっとも手では触れられない
どうすればそれに届くの? 小さな僕は考える
虫取り網を振ってみても 椅子を持ってきて乗ってみても
それはキラキラと光って 僕に優しく降り注ぐ
ねぇいつか僕の体が パパのように大きくなったら
僕の小さな手のひらも きっと今より大きくなって
あの透き通った緑から 光覗かせる宝石に
いつかこの手も届くかな? 絶対掴み取りたいんだ
ある時僕は気づいた 曇り空広がる日には
あの透き通った緑から 光覗かせる宝石が
何一つ見えないこと 何もキラキラしてない
宝石はどこに行っちゃったの? 小さな僕は考える
懐中電灯使っても 若葉に水をかけてみても
僕に優しく降り注ぐ あの光にはならなくて
ねぇいつかこの世界から 太陽が消えてしまったら
ずっと曇り空が広がって きっとみんなが悲しむから
僕はいつでも笑うんだ 太陽のように明るく
いつか僕の笑い声と 笑顔が世界を照らすんだ
小さな子どもだった僕も いつしか大人へと変わり
あの透き通った緑から 光覗かせる宝石が
“木漏れ日”という名だと知って 太陽の光で輝く
それはキラキラと光って いつも優しく降り注ぐ
ねぇいつか僕らの子どもが 僕らのように大きくなったら
今は小さな手だけども きっと今より大きくなって
あの透き通った緑から 光覗かせる宝石に
いつかその手も届くかな? 一緒に掴み取りたいんだ
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