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迷子の青蜜柑
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作詞 Makoto Ogata |
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灯りが切れたのではなく
透明に成っただけのこと
それでも人は探してる
例え出来損ないでも
宇宙の最果てを見たい
そういう気持ちもあるんだ
形有る物を愛したなら
形無き物は零れてゆく
世界は結局見かけだけだ
真実は今も心に在る
この命火が尽きた時
上下を選ぶ事よりも
死んだ魚の目をしてる
景色は酸素が薄い
弾けて飛んでく欠片を
追いかけ続けて彷徨う
一つの色だけ塗られてても
二つの色には成れないのに
薄暗い白に浮いてみては
唯不透明に祈っている
悲しい旋律に滲みそうになり
心と体が離れてゆくのは
悲劇の末路を望む訳ではないと
思いながらもゆらり消えてく
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