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メモリ
作詞 Rivell
雨、降り止まぬ
この季節がやってきた
君にサヨナラ告げたあの

唯一の選択を手にしたと
思い込んだ夕暮れ雨

傘は二つが良かった
濡れて帰ったあの瞬間
粒か涙か判らずに
ただ君だけが泣いていた

そう、その記憶は今も胸
何もかも忘れ去り、薄れて行く中にあって
君の表情(かお)がタトゥーのよう
剥がせば身体も共に


雨、降り止んで
夜の帳に舞い込んだ
一人泣き濡れたあの

メモリの一つを削除して
けじめと思い込んだ闇

せめて残せば良かった
君から返ったあのメール
ゴミかホコリか判らない
無意味な中身に掻き消された

そう、その選択を今も尚
手の中から捨て去り、薄れて行くモノ抱き締めて
君の輪郭(かお)を縁取るよう
撫でれば涙も共に

忘れていた梅雨の時
忘れ始めた君の顔
忘れられないこの思い

メモリのように簡単に、

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル メモリ
公開日 2007/05/12
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 失恋
コメント 時間が経てば愁いを増すもの。感情は一時的な物質の方が良いのでしょうか…?
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