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スノーマン
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作詞 哀流 |
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遠いところからありがとう
ここはちょっぴり寒いから
手と手を繋いだらどうかな
溶けてなくなる温もりで
白いほっぺたを赤らめた
君がなんだか愛おしい
目蓋でシャッターを切るから
ポーズを決めて笑ってよ
雪の降る日に
それはそれは温かい恋をしたんだ
想うのはたぶんそう
雪じゃなくて僕だから
ヒト型に作られた心は
生涯のヒロイン 君に惚れたよ
また来てくれてありがとう
僕はやっぱり僕だから
明日はさすがに会えないや
ニンジンの鼻も傾いた
今日でお別れだ さようなら
春はどうしても来るらしい
目と目を合わせたら切ない
涙は溜まるばかりだよ
雪の降る日の
温もりをいつかまた思い出せるかな
泣いたのはたぶんそう
僕じゃなくて君だった
本当は目蓋なんてないから
ひとときのヒーロー 僕はスノーマン
色鮮やかな温もりが
咲き乱れるころには
僕はいない いないよ
だから最後はその手の中で
想うのはたぶんそう
雪じゃなくて僕だから
ヒト型に作られた心は
生涯のヒロイン 君に惚れたよ
咲いたのは桜草
いい匂いの花だった
確実に近づく季節に抱かれ
溶けていくヒト型 それはスノーマン
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