|
|
|
Deeeep
|
作詞 哀流 |
|
心を塞いで目を瞑って
深呼吸したら飛び込む
空間を満たす水と共鳴
冷たさを知って君を求む
瞼の向こうに揺れる明かり
夕日が沈んで絶える間近
遠ざかるそれと影が重なる
つまりは君と僕のように
残る酸素 わずかな時間
消える手立て 間に合うかな
もがいてそこは絶望 何にもない
君なら遥か頭上で僕を呼んだ
覗いた闇のなかで 輪郭もない
僕をも救うその手が二人をつくる
行く末考え目を逸らして
息苦しいから逃げ出す
水中で惑う泡と同様
光を捜して空を仰ぐ
沈む肢体 膨れる距離
溺れかけた まだ間に合う
開いて心とその目 信じている
君なら水面の影に明かりを灯す
解いたあの迷いは 跡形もない
もう少しで届くから深呼吸して
淀む確かな不安が溶け込むから
体は重くなり未来は掠れる
水を掻くように払いのけて
気付いたならすぐそこだ 飛べ
潜った心の溜まり 君のもとへ
触れたら息を呑むほど鮮やかになる
辿って瞳を濡らす君のもとへ
華奢で情けないこの手がそれを掬う
|
|
|