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四月病
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作詞 哀流 |
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すきま風が僕に伝染すから
頭痛発熱風邪の初期症状
だけど君が妙に優しくなる
だからそんなに恨んじゃいないんだ
ゆっくりゆるり夢に溶けてゆく
桜がひらり 世界赤く染めるよ
熱のせいだよと顔を赤らめる
本当はそんなんじゃないんだけど
春の風が二人近づけた
伝染っても知らないよ 僕は四月病
すきま風が今もグズるけど
鼻炎咳痰じゃまだ直せない
桜舞って君が笑ったら
風もなんだか好きになれたんだ
蜂蜜舐めて空は夕色に
僕は眠るよ 明日の吐息感じて
春の呼吸すら聞こえてくるようさ
静寂な夜に風 音をたてる
僕と君の眠り妨げた
笑うなよ鼻提灯 僕ら四月病
赤い花風攫う 空の下
赤い鼻風邪は僕 空元気
熱のせいだよと顔を赤らめる
本当はそんなんじゃないんだけど
春の風が二人近づけた
伝染ったら春を知る それは四月病
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