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ろくでなしに恋は向いてない
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作詞 呉町 |
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罪もないのに罵倒される君は
今日もストローの外袋を噛む
いつもの見慣れたチェックのシャツ
人工的冷ややかな店の中
雑談が満ちている空間なら
くだらない話も紛れてく
下衆な猥談と人間関係について
その話題はもう3回目だ
口はいつも通り回る
ろくでなしに恋は向いてない
甘いやりとりできてない
そうやって過ぎてく いつもの夜
夕方になって連絡取って
1人待ち合わせ 来てみれば
今日も見慣れたチェックのシャツ
今夜はどこへ行こうか
あのファミレスは飽きたな
でもとりあえずは歩こうか
聞きなれた愚痴の傾向と対策
その話題はもう5回目だ
言葉を選べば響く低音
ろくでなしに恋は向いてない
並んでても手は繋がない
そうやって過ごしてく いつもの夜
スマホを開いてハローと打って
小一時間長文を投げ合う
1つの返信で埋まる画面
同類なので似たような話
相変わらず優しい励まし
変わったような変わらないような
気付けばこれでもう2年
振って振られてこの形
これでいいのさ これがいい
ろくでなしに恋は向いてない
デートスポットは歩けない
こっそり街を行く いつもの夜
手のひらで転がす都合のいい思考
何度も舐めた甘い妄想
相も変わらず愛も変わらず
どうするわけでも、どうしようもなく
ろくでなしに恋は向いてない
殴って喚いて それでもさ
また話をする一緒にいる
そんなもんさ
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